風習や習慣が長続きする本当の理由

イギリスでは当たり前の風景である「朝の紅茶」。 実は単なる貴族の優雅な遊びではありません。 そこには、合理的かつ医学的に裏付けられた重要な意味があります。 なぜ、「朝の紅茶」は重要なのか、そして、日本ではどのようなところで導入されているのかを紹介していきます。

医学的にも正しいラテン語圏のシエスタ

「シエスタ」はラテン語圏で伝わっている、2時間ほどの昼寝休憩のことです。 昼寝にしては長すぎて、生産性を下げているように見えますが、実は医学的に正しい意味がありました。 「シエスタ」の医学的な意味、そして日本でも広がりつつある昼寝文化について考えていきます。

合理的な不用品処理方法のガレージセール

アメリカの一般家庭で昔から行われている「ガレージセール」。 日本ではあまり馴染みがありませんが、実はこれほど合理的な不用品処分方法はほかにはありません。 フリーマーケットアプリが一般化した今、なぜあえて「ガレージセール」なのか。 その利点と、日本でやる際のポイントをお伝えします。

イギリスの朝の紅茶には意味があった

このサイトでは、世界中にあるたくさんの風習や習慣から、皆様の生活に直接役立つものとして注目すべき事例を3つ拾い、その意味について解き明かしていきます。

風習や習慣と言うと、皆様はどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
大抵の方は、地域の謎のお祭りのようなものを思い浮かべるかもしれません。
由来を聞いてみると、確かにあまり意味がわからないものの方が多いでしょう。
実際、日本の祭りは江戸時代に創設されたものがほとんどで、より古い起源をうたっているものの多くが「こじつけ」に過ぎません。

このように、風習や習慣の多くは迷信に基づいていると思われがちです。
しかし本当によく分析してみると、その背景には経験則に裏打ちされた、れっきとした意味が隠れている場合が多いのです。
日本の事例だけだと、なかなかそのことに気づきにくいのですが、海外の事例を見てみると、客観的に見られる分、隠れた意味に気づきやすい部分があります。

私は大学院の研究の一環で、文化人類学についても勉強していました。
文化人類学とは、文化的な行動、それこそ風習や習慣と言ったものに対して、どのように客観化し、理論立てて考えていくかと研究する学問です。

このサイトでは、海外の有名な風習や習慣について、文化人類学的観点から観察しつつ、その背景に隠れた大きな意味について描き出していきたいと思います。
ここで紹介した事例を取り入れることで、もしかしたら皆様の生活でもより一層充実感と潤いを得られるかもしれないので、是非試してみてください。

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